遠くの街

とうきび・もちきび

2015.08.23

高知では、とうもろこしのことを「きび」と呼びます。黄色くて小さい雑穀の「キビ」とは別物です。夏になると、街路市などには「とうきび」=とうもろこしや「ゆできび」=ゆでとうもろこしが並びます。

おいしいとうもろこしの選び方・ゆで方

とうもろこしは鮮度が落ちるのがとても早く、収穫後1日で甘さも栄養価も半減すると言われています。そのため、おいしいとうもろこしを選ぶには、鮮度が第一のポイントになります。その他、次のポイントを見て選びましょう。

とうもろこしの先についているひげは1本1本粒につながっているため、実の完熟度をチェックする目印になります。ひげが多いほど粒も多く、茶色いほど粒も熟しているそうです。

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新鮮なとうもろこしを手に入れたら、すぐに調理しましょう。皮は茹でる直前に剥きます。
保存をするなら、生よりも茹でるか蒸すかしてから密封保存する方が良いそうです。

ゆで方
① 水を張った鍋にとうもろこしを入れて火にかけます。
② 沸騰後4〜5分ゆでます。
③ 火を止めて、お湯に塩を加えて5〜10分ほどなじませます。
(塩の量は水1リットルに対して塩30g程度)

水から茹でることでジューシーになり、濃い塩水に浸けて塩味を馴染ませることで粒がぷりぷりに仕上がります。

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新鮮なとうもろこしはみずみずしく、かぶりつくと甘さが口の中ではじけます。
とうもろこしは炭水化物とビタミンB群を多く含むので、素早くエネルギーに代わります。暑い夏を乗り切るのにぴったりのおやつと言えそうです。

もちもちもちきび

日曜市では「とうきび」や「ゆできび」と並んで「もちきび」というクリーム色〜ピンク〜紫色をした小ぶりのとうもろこしが売られていることがあります。

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ゆできびやもちきびは人気で、売り切れていることもしばしば。

一般的に出回っているとうもろこしは、甘く柔らかく品種改良されたスイートコーンというタイプがほとんどですが、もちきびこと「もちとうもろこし」は昔から日本で栽培されている品種。日本在来種のもちとうもろこしには白、黄、赤紫、黒色などの7種類があるそうです。(Wikipediaより)

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買ってきたもちきび、いただきま〜す!と一口食べてびっくり。普通のとうもろこしとは全く食感が違います。

「もちきび」の名の通り、もちもちむっちり。噛むほどに香ばしさと甘さが広がる新食感です。派手な甘さやジューシーさはないものの、素朴な美味しさが癖になります。4つ入りの袋を買ってきましたが、ついつい手が伸びてすぐになくなってしまいました。

もちきびは虫がつきやすかったり、茹でるのに30分以上かかったりと「ちょっと不便」な品種かもしれませんが、この素朴な味わい、是非いつまでも残っていくといいなと思います。

参考リンク

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