遠くの街

その街の食卓

2015.06.08

ご当地食材「イタドリ」に初挑戦しました。

イタドリ、ご存知ですか?

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出典:たまらなく小豆島 オリーブ探検隊

そこらへんに生えている雑草というか山菜です。茎の中が空洞になっていて節があり、竹のような構造をしています。小さい頃「これは食べられる草やで」と教えられてかじったところ、その酸っぱさとエグみに目を白黒させた思い出があります。
うちの母や祖母は「いったんどり」と発音していました。他にも、スカンポ、イタンポ、ドングイ、ゴンパチ、エッタンなどの別名があるそうです。(Wikipedia より)

このイタドリ、高知ではポピュラーな食材。春になると市や店先に並ぶのはもちろん、どこかでひと刈りしてきたのであろうおんちゃんが、ごっそり原付にくくりつけて走っているのを見かけます。

料理には生ではなく、酸味を抜くための下処理をしてから使います。ありがたいことに、市やお店では下処理済みのものが売られています。

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今回はこんにゃくとにんじんと一緒にきんぴらにしていただきました。山菜らしい味わいとシャクシャクした歯触りが心地よく、ついつい箸が進みます。

煮物や炒め物、ジャムにしても食べられるそうで、来年の春には刈り取って下処理するところからチャレンジしてみたいです。

参考リンク

普通の食卓が知りたい

初挑戦大成功のイタドリでしたが、その存在自体は高知へ引っ越してきた年から認識していました。なのに手を出せずにいたのは、「正解の味がわからない」という単身移住者ならではの理由があったのです。

こういった日常のお惣菜は、親戚やパートナーがその土地出身の人ならば口にする機会もあるでしょうが、単身移住者ではそうもいきません。カツオのたたきやウツボの唐揚げなど、おもてなし料理やお店のメニューになるものではなく、その土地ならではの素朴なお惣菜。もっと知りたい、好きになりたいです。

先日友人とTwitterで、東北のローカルフードまとめサイトが面白い、全国津々浦々のを知りたい、と盛り上がりました。
普通すぎて気にも留めない、ちゃぶ台の上の一品はどんな味なのか。
ストーブの上でちょっと炙っている、今夜の晩酌の肴は何なのか。
興味津々なのです。

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