遠くの街

CHALKBOYがやってきた

2016.02.04 ,

Thank you CHALKBOY!

先月の話です。年明け間もない頃、我らが terzo tempo から胸躍るお知らせが届きました。
その名も「CHALKBOY×USHIO CHOCOLATL ワークショップ」!

CHALKBOY さんのかっこいい手描き文字のことは、雑誌の挿絵(挿字?)をきっかけに知り、Instagram のハッシュタグを追ってはワクワクしていたのです。

今回コラボされている USHIO CHOCOLATL さんは、広島は尾道、向島に工場を構えてチョコレートを作っています。最近は高知のイベントにもちょくちょく出店されていて、個性的なパッケージに惹かれつつ未だ辿り着けていませんでした。

そんな大注目の2組が terzo tempo でワークショップ、参加しないはずがありません。即申込みました。

USHIO CHOCOLATL チョコレート
terzo tempo 入り口に並べられた USHIO CHOCOLATL のチョコレート

HIPHOPとチョコレート

そして迎えたワークショップ当日。
聞けば、イベント告知後すぐに多くの申し込みがあり、枠を増やしての開催となったようです。大人気!

カフェ2階の和室が今回の教室。中央に並べられた机を覆うように、大きな黒い紙が敷かれていました。参加者みんなで机をぐるりと囲んで、ワークショップが始まりました。

まずは講師のお二人の自己紹介。
USHIO CHOCOLATL の“工場長”ことシンヤさんと、CHALKBOY のヘンリーさん。
失礼ながらこの時まで「CHALKBOY」がお名前と勘違いしていたのですが、CHALKBOY はプロジェクト名のようなもので、ご本人のお名前は「ヘンリーさん」でした。

チョコレートの香りとHIPHOPのBGM、ヘンリーさんの柔らかな関西弁が混ざり合って、和やかながら新しい雰囲気です。

CHALKBOY ワークショップ

今回は USHIO CHOCOLATL のチョコレートをラッピングするのがテーマということで、黒板にチョークではなく、紙にペン(ポスカ)を使ったレタリングの方法を学んでいきます。机いっぱいに敷かれた黒い紙が今日のキャンバスという訳です。

レタリングのお手本と参加者同士の顔合わせを兼ねて、ヘンリーさんが一人一人の名前を目の前で描いて下さいました。これは嬉しい&ナイスアイデア!
参加者も一言自己紹介をしていったのですが、驚いたのは移住者が半数くらいを占めていたことです。他にも、ご近所のフレンチ 一柳の店員さんや四万十市で先生をされている方など、普段から黒板とチョークに親しんでいる方々も。
みんな打ち解けたところで、いよいよ CHALKBOY のレタリング講座が始まりました。

Don’t think, feel. 線の動きと文字を描く楽しさ

ヘンリーさんの授業は、超実践型。
はじめにされた説明は、「筆記体から始めよう。サマになりやすいし、筆記体が書けたらモテる!」ということと、「縦線の角度を揃えることを意識しよう」のみ。
あとはお手本を真似ながら、とにかく手を動かして描いてみよう!というスタイルでした。

まずは先ほどヘンリーさんが描いてくれた自分の名前から。みんなが練習しているうちに、ヘンリーさんは机を回って Welcome や Thank you! など、よく使うフレーズのお手本をどんどん描き足していきます。文字だけでなく、ちょっとした模様やイラストなど気の利いたあしらいも交えてひとつの図案化していくのが CHALKBOY 流。線を太らせる時には、描き始めと終わりは細く・真ん中が一番太くなるようにすると、「ストロークがドラマチックになる」とのことでした。

CHALKBOY ワークショップ
ご家族で参加されていたお子さんの才能も爆発!

はじめはおっかなびっくりだった参加者のペンも、夢中でヘンリーさんの線を追いかけていくうちに生き生きと走り出します。どんどんオリジナルのアレンジを加えて楽しむ方も。机に広げた紙も、あっという間に個性豊かな文字でいっぱいになりました。

産地で選べるピュア・チョコレート

ワークショップの集大成として、USHIO CHOCOLATLのチョコレートを包む紙に思い思いのレタリングを施しました。

砂糖とカカオ豆のみで作られる USHIO CHOCOLATL のチョコレート。カカオ豆の産地によって少しずつ風味が違います。パプアニューギニア、ベトナム、トリニダート・トバゴ、ホンジュラス……。6種類の味見をして、気に入ったものを1つ選ばせてもらいました。

USHIO CHOCOLATL 工場長によるラッピング
USHIO CHOCOLATL 工場長、オンザ畳で包みまくるの図

USHIO CHOCOLATL のチョコレートは六角形。これを四角い紙で美しく包むには熟練の技がいる、ということで、今回は工場長が手早くチョコレートを包んで下さいました。三角形のウシチョコラベルを貼って完成!

六角形は集まるとハニカム構造にできるので、最後はみんなのオリジナルパッケージを集めてパチリ。

CHALKBOYさん(@chalkboy.me)が投稿した写真

What a Hand-Written World!

楽しかったワークショップはあっという間に終了。
すばらしき手描きの世界をもっと味わいたい……という方に朗報。つい先日 CHALKBOY の本が発売されたそうです!

職業柄というか、レタリングと聞くと、息を詰めて美しい文字を追求する、コンマ何ミリの歪みも許されないストイックな世界……というイメージが先行しがちでした。けれど今回のワークショップを通して、手で文字を描く楽しさを思い出せた気がします。

素敵だなと感じるお手本をじっくり見て真似てみる。難しいこと抜きで線の動きを味わい、ちょっとした遊び心を即興でプラスする。HIPHOPでいう「リスペクト」と「サンプリング」、「フリースタイル」と書道が出会ってミックスされたような新しさと面白さを感じました。

CHALKBOY ヘンリーさん、USHIO CHOCOLATL 工場長、楽しい時間をありがとうございました。またぜひ高知の街へ遊びに来てください!

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参考リンク

日本全国ひっぱりだこの CHALKBOY。近況や次なるワークショップのお知らせなどは facebook、Instagram から。

CHALKBOY ヘンリーさんのもう一つの顔、食と音楽が融合したパフォーマンスアートユニット EATBEAT のページ。
http://eatbeat.jp/

USHIO CHOCOLATL さんのチョコレート工場を見学された記事。いつか行ってみたいです。
豆の味もお兄さんもパンチが効いてる!愉快なチョコレート工場 USHIO CHOCOLATL

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